人の振り見て我が振り直せとは?
普段ことわざに接する機会が誰もがあると思います。
聖書から来ていることわざも実はありますが、それに近いものを紹介したいと思います。
マタイによる福音書7章3~5節
「なぜ、兄弟の目にある塵を見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。自分の目には梁があるのに、どうして兄弟に向かって塵を取らせて下さいと言えようか。偽善者たちよ、先ず自分の目から梁を取りのけるが良い。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目から塵を取りのけることができるだろう」
人の言っていることや行なっていることを否定することはするけれど、なぜ自分の持っている主観や固定概念を認めようとしないのか。まずはその主観や固定概念をなくすべきではないかということですね。
確かにニュースでも、コメンテーターがある政治家を批判している場面を見たりしますが、その政治家を否定できるほど、コメンテーターがちゃんとしているかと考えたら、そんなことを言える立場の人ではないだろうと思ってしまうことも目にします。
人の振り見て我が振り直せということわざがありますが、まさにその通りで、相手のことばかり否定するのではなく、まずは人を否定する前に自分がちゃんとできているのか考え、できていないのであれば、直していかないといけません。
人は行動が伴ってこそ、その言葉に力があります。
裏を返せば、行動が伴わなくて言っているのであれば、口だけの人で言葉に力がないということです。
聖書で言われているように、人のことばかり否定するのではなく、先ずは自分を直してから人を正していく人たちが増えていくと良いですね。
Takomaru
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