聖書史上最大のボス

皆さんは旧約聖書を読んだことがあるでしょうか?
旧約聖書は紀元前の話であり、6000年ほど前の話にはなります。
 
旧約聖書を読み進めると、読むことに対して挫折したことはありませんでしょうか?
恐らく誰もがあると思います。
なぜかというと、現在と時代が違いすぎて読んでもよく分からないからです。
大体の方は初めの創世記から読み始めて順を追って読んでいくと思います。創世記は普通に読み終えて、次の出エジプト記に入り、前半は難なく読めると思います。しかし、後半20章がわけ分かりません。読みにくいのこの上ないと思うかもしれません。それでも何とか読み終えたとします。
 
しかし、ここで聖書史上最大のボスが待ち構えているわけです。
その箇所の名はレビ記です。ここで諦めてしまった人が何人いるでしょうか?それくらい読むのに困難な箇所になります。
 
レビとはヤコブの12人の息子の一人です。ヤコブの息子たちは民族の祖たちであり、12部族の内にレビ族がいます。レビ族は信仰が良く、祭司の職を任せられていました。
 
レビ記の内容を見ると、細かすぎます。
捧げ方一つにも燔祭、素祭、酬恩祭、罪祭、愆祭、揺祭等々あります。
 
細かすぎる。しかも内臓の部位や脂肪について書かれているので、ややこしさ数倍にも増してしまってます。鬼か(゚Д゚;)
 
続いて、食べることのできる獣についてです。
汚れているものや忌むものなどがあり、食べてはならない生き物名前が書かれています。
 
ややこしすぎる。細かすぎてどんな動物かピンとこない。
 
次に皮膚病についてです。
吹出物がでてきたら衣服を洗わなければならないとか患部が白くなったら清い物とする、悪性のカビで何日間汚れるなど書かれています。
はい、ダメージくらい過ぎて限界近い(;´Д`)
 
流出のある人、不浄の女と寝る人について。
細かすぎてわけわかめ(~_~;)
 
あとは律法に書かれている法が書かれていたり、献金について書かれていたり、最初から最後まで事細かく書かれています。
 
ドラクエで言えば、ようやくメラミを覚えたくらいの時に敵としてゾーマが出てきたみたいな絶望的な状況とでも言えましょうか。それくらい次元が違うような相手がいきなり出てきた感じです。
 
事細かに書かれているのは神様がそれほどまでに人を愛していると言うことの裏返しです。この神様の心情が分からないと、読むのに苦痛を覚え、ドロップアウトやゲームオーバーしてしまう人もいるかと思います。
 
神様の愛は本当に深いです。人には到底理解することができないくらいに・・・
それだけ人は神様に愛されているということです。
その神様の愛を少しでも感じながら読むことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
Takomaru

Lord's love ~大阪主愛教会ブログ~

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