くつを脱ぐことの大切さ
聖書には日本人になじみ深いもので、くつを脱ぎなさいと言われるシーンが数多くあります。
代表的なものは柴の書とか柴の篇と呼ばれているモーセがホレブ山で神様と会うシーンです。
出エジプト3章5節
「ここに近づいてはいけない。足からくつを脱ぎなさい。あなたが立っているその場所は聖なる地だからである」
このようにくつを脱げと言われると、つい私が思い出してしまうのは学生時代に読んでいた漫画のあるシーンです。
出典:スラムダンクより
漫画の話は余談ですが(笑)
くつを脱ぐことは大切です。くつを履いたままだと、くつについた砂や土がきれいなところを汚してしまうからです。
ただ、聖書に出てくるくつを脱ぎなさいとは場所を汚してしまうから、くつを脱ぎなさいと物理的なことをいっている部分もありますが、核心的なところは違います。
神様と対話する時、どのようなものが必要でしょうか?
集中力はもちろん必要ですが、神様と繋がる考えではないでしょうか。
考えが大切で、くつというのは神様の考えではない自分の考えのことを言います。くつを脱げとは自分の考えを空けなさいということです。これが神様の言いたい核的な事です。
では、なぜ自分の考えを空けないといけないでしょうか?
自分の考えがあれば、その考えが邪魔して、神様が言われることを正しく聞くことができないからです。
足からくつを脱ぐ習慣のある日本人なら、考えのくつを脱ぐという例えがしっくりくると思いますね。
自分のくつを脱いで、神様の考えを聞いていけたら良いのではないでしょうか。
Takomaru
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