人をうらやましがるのではなく・・・
皆さんの周りには何でもできたりする凄い人がいたりするでしょうか?
また、その人をうらやんだり、劣等感を持ってしまったりしたことはあるでしょうか?
完全さを目指す人ほど、そのような感情を持ってしまうことが多いと思います。
そして、苦しんで、気持ちが下がってしまうこともあるかもしれません。
そんな時に思い出したいと思えることを紹介します。
それはバスケット漫画スラムダンクに出てきます。
王者山王工業との試合で、キャプテンである赤木ことゴリはこれまでにない強敵の河田を相手にしていました。
相手の河田は同じセンターのポジションでありながら、三番までこなし、ゴール下から離れてもそつなくシュートを決めてくるし、リバウンドも強い。
ゴリはそんな河田に勝たなければ、湘北は負けてしまうと考えていました。
河田を意識するあまり、本来の自分のプレーもできなくなってしまいます。
そんな姿を見た戦友である魚住が河田の華麗さに翻弄され、自分の華麗なプレーをしようとするゴリに対して、お前に華麗なんて言葉が似合うかと言いに来ました。
魚住はゴリと河田を魚に例えて、河田は華麗な技を持つ鯛、ゴリは鰈だと言います。そしてお前は泥にまみれろよと助言して去りました。
出典:スラムダンク
その言葉を聞いたゴリは我に返り、河田を意識するあまり上手くできていないことに気づきました。
華麗な相手をうらやましいと思ってまねをするのではなく、本来の自分らしいプレーをすることで、自分は河田に勝てなかったとしても、チームが勝てば良いと考えるようになり、河田は河田、赤木は赤木と考えるようになりました。
それからは呪縛から解放されたかのように、自分らしさを出していき、結局勝利しました。
これからも分かるように、比較して似ようとしたり、うらやましく思うのではなく、自分らしさとは何なのかを考えて、自分を出せば、過程では思うとおりにならなくても、結果としては良くなるのではないでしょうか。
それを分かって、うらやましがったり、変に落胆したりするのではなく、自分らしさを出して、個性の光を放っていきたいものですね。
Takomaru
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