大事なのは環境を変えることだけではなく・・・
皆さんは自分がしている仕事や部活などに満足できていますか?
満足できているなら良いですが、満足できていないなら、少なからず環境を変えたいという思いがあるのではないでしょうか。
環境を変えればきっとうまくいくとか今よりもっと楽になるはずだと思うことも多いでしょう。
そういう考えは誰にでも思い浮かぶし、環境を変えようと思った時にふと思い出す漫画のシーンがあります。
それはスラムダンクというバスケ漫画に出てくる矢沢という人物です。
矢沢は大学でバスケをしており、才能もあった選手です。
ただ基礎を大切にせずに練習を熱心にしないというようなところもあり、当時監督だった安西先生に指摘されたこともあり、この大学でバスケをするのは理想的ではないと考えるようになります。
そして環境を変えるために単身アメリカに行き、バスケをするようになりました。そんなあるとき大学に矢沢がアメリカで試合に出ているビデオが届き、同僚や安西先生はビデオで矢沢のプレーを見るようになりました。
安西先生は才能のある矢沢がどんなプレーをするのか楽しみにしていたところもありましたが、ビデオを見て、矢沢が全然成長していないことに気づきました。
矢沢がアメリカで所属していたチームはチームワークがなっておらず、個々が勝手にプレーをしており、矢沢に基礎を教える人がいなかったからです。
環境が変われば、プレーも良くなると思っていた矢沢は自分の考えが甘かったことを後悔しました。
これを通して分かることは環境を変えることも大事ですが、環境だけ変わればよいわけではなく、自分の考えや習慣が変わっていかないといけないということです。
何か満足できないときは環境が変わればと望んでしまいがちですが、環境よりも自分の考えや習慣を変えようと動いてみることが大切です。
そうすることによって、環境が後から変わってくるかもしれませんよね。
Takomaru
出典:スラムダンク
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