人の心をつかむ方法

人の心をつかむことは難しいと感じることが日々の生活の中であったりしませんでしょうか。

私自身は会社の上の人たちの言動を見て、結構こういうことを感じるものがあります。

旧約聖書の中にも人を従わせたりするシーンがあったりしますが、人の心を上手くつかんだ人が何人かいました。

その中の一人にアブサロムという人がいます。

ダビデ王の息子という立場の人で、いわば王子です。

権威のある立場だったアブサロムがとった行動は権威や威厳で人を圧制したのではなく、人々の意見を聞き入れ、良い意見だと言ったり、仰々しく接してくる人には手を握って抱擁したりして、民たちを近くしました。

この姿が人々の心を打って、人々を従わせるようになりました。

どれだけ権威のある位の人でも、自ら近寄って行ったり、下の人たちによく接することが大切であり、そういう姿勢が人たちの心を開かせるということです。

聖書の中には一番偉い者は仕える人でなければならないと書いてありますが、まさにアブサロムは偉い人でありながら、民たちに仕えて心をつかんだ人ということです。

このように自分を低くして、接することができれば、会社などの組織の権威ある人でも人々を上手くつかめるようになります。

自分にたとえ権威があったとしても、人々を近くして接し、人の心をつかんで良い関係性を作っていきたいものですね。

Takomaru