上に立つ人のあるべき姿
最近、会社であることを噂で聞いていることがあります。
それは秩序を乱している部長クラスという地位の人がいるということです。
何が問題になっているかというと、その人は営業部の部長なのですが、客先で営業をせず、下の人間に全て丸投げして営業させたり、社内の事務作業でも、自分がすべきことでありながらも、内容の確認や理解もせずに、他部署の人間に丸投げして、自分のすべき仕事を何もやっておらず、口だけは達者に物事を言って指示しているということです。
それを会社のほとんどの人間が分かっており、社内にいらいら感を募らせて、空気感を悪くして、秩序を乱しているということです。
そんな姿を見て、私は山本五十六が残した名言を思い返しました。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ。
本来、上に立つ人間に備わっていないといけないのは、自分でやろうとする姿であり、責任を取ろうとする姿です。
いくら口で良いように言っていたとしても、行動が伴っていなければ、その言葉に力がありません。言ったところで、説得力を感じないからです。
言葉に力がある人は必ず行動していることが繋がってきます。
つまり、上に立つ人には、山本五十六の言葉にある、やってみせることが大切だということです。
やってみせないことで、周りを苛立たせて、嫌悪感を抱かせて、関係性が崩れて、結局下の人間が辛い思いをしてやめていくという結果が見えていまし、そんな人間が上にいては、組織の発展が難しいのは明らかです。
だから上に立つ人には、まずやってみせるという姿が必要になります。
下の人間も言われるがままではなく、見ているものはちゃんと見ています。
上に立つ人は言葉だけで言い聞かそうとするのではなく、やってみせることを第一にしてから、言うようにしていきたいものですね。
Takomaru
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