師の言葉や考えは伝導する
皆さんは学生生活や社会生活をする中で、師という存在に出会ったことがあるでしょうか?
師という存在が大きいことを感じた漫画があります。
それはスラムダンクというバスケット漫画で、三井寿というキャラクターが出会った師とのエピソードが語られたところがあります。
三井は中学時代の県大会決勝で、残り数秒で負けていた状況だったシーンがあります。残り数秒で、三井が相手のパスをカットして、ボールを取ろうとして、コートの外に出てしまいました。三井がもう無理かと思ったときに、コートから出たボール持った師となる安西先生が、三井に語りかけました。
最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたら、そこで試合終了だよ。
心が折れかけていた三井は、その言葉を聞いて、その試合は諦めずにシュートを打って、逆転勝ちすることができました。
その恩もあって、三井は安西先生がいる湘北高校に入ることになりました。しかし、入部して早々に怪我をしてしまい、同学年の他の選手が活躍する姿を見て、自分の居場所もなく、失望して部活に来なってしまいました。
3年生になってから、再び部活をするようになりましたが、途中で挫折してしまったこともあって、諦めがちな性格になってしまっていました。
そんな三井から師としている安西先生から学んだ諦めてはいけないという考えが見られるシーンがあります。
それは優勝常連校の山王工業との試合です。
相手からスタミナを削られ、点差も広げられて、体力も限界に近づいていました。そんな三井は相手ディフェンスを交わしながら、俺はあきらめの悪い男だ言い張るところがあります。
諦めがちな三井でも、師の言葉がしっかりと伝導していることが分かるシーンでした。挫折した三井でしたが、昔聞いた師の言葉が伝導しており、それを実践しようする姿が見られました。
それだけ師から受けた言葉が大きかったということです。
師に出会うことはなかなか難しいかもしれませんが、師という存在を探して、その人からの言葉を心に置き、より良く生活していけるようにしていきたいものですね。
Takomaru
出典:スラムダンク
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