聖書の中で誰もがツッコみたくなるあれ

聖書を読んでいて、何だこれと思った箇所はありませんでしょうか?
特に旧約聖書は今の時代性と異なるところがあり、それを感じるところがあると思います。
その中の一つに神様何やってんだとツッコみたくなる箇所があります。
それはモーセの時の10の災いについてです。読んだことのある方は恐らく誰もがツッコんだことがあるのではないでしょうか。
 
10の災いといえば・・・
1.つえがへびになる
2.川の水が血に変わる
3.かえるの群れ
4.ぶよの群れ
5.あぶの群れ
6.疫病
7.雹
8.いなごの群れ
9.暗闇
10.ういごの死
となりますね。
なぜこのようなことを示したかというと、イスラエル民族にエジプトを去らせることをエジプト王のパロに認めさせるためでした。
3番目のかえるの群れまではエジプトの魔術師らも秘術を使って、現すことが出来て、パロは覆りませんでした。
4番目のぶよを現したとき、魔術師らはそれが出来ず、「これは神の指です」と言い、魔術師らはモーセに神様が共にされていることを認めました。しかし、主はパロの心をかたくなにし、去らせることを許しませんでした。
3番目までは魔術師らも出来たんかい(笑)。ってか神様何やってんだ。
5番目のあぶの群れを送ったときにパロは民を去らせようと言いましたが、あぶが取り去られると、パロは心をかたくなにして民を去らせませんでした。
パロよ、言ったことは守れよ。ってか神様何やってんだ。
6番目の疫病でイスラエル民族の家畜を除き、エジプトの家畜が皆、疫病で死にました。また、魔術師らは腫れ物でモーセの前に立つことが出来ませんでした。
パロよ、そろそろ悟ろうか。悟れないことで災いが長く続くよ。
7番目の雹で人と獣とを撃ちました。かつてないほど大きく、雷と共に落ち、地に火が下りました。
パロは自分と自分の民に罪があることを知り、悔い改めましたが、雹が降らなくなると、心を翻して罪を犯し、心をかたくなにして民を去らせませんでした。ってか神様何やってんだ。
8番目のいなごの群れで雹を免れた残されたものを撃ち、のに生えている木を皆、食い尽くしました。
パロは罪をもう一度だけ許して欲しいと願い出ましたが、いなごが去るや、心をかたくなにして民を去らせませんでした。もうええやろ。ってか神様何やってんだ。
9番目の暗闇は3日間続き、人々は互いに見ることが出来ないほどでした。
今では考えられないくらい暗かったと言うことですね。パロは心をかたくなにして民を去らせませんでした。くどいよ、パロ。ってか神様何やってんだ。
10番目はういごを死なせる災いでした。これによりエジプト人の家畜のういごは勿論、人々のういごも死なせるようになりました。
この災いでようやく、パロは民を去らせるようになります。死なせる苦痛を与えてようやく人々は悟るようになるということでしょうか。

いなごの群れも以前ニュースに出ていましたが、このようなものを通して神様は何かに気づかせようとしていることですね(゚Д゚;)
誰もが「神様何やってんだ」とツッコミを入れたくなる箇所ではありますが、悟らせるために苦しくさせたということです。
死の苦しみを与えてようやく悟るようになる人間も、次元を上げてもっと前に悟れるようになりたいものですね。
Takomaru

Lord's love ~大阪主愛教会ブログ~

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