個性あふれる人たち

聖書に出てくる人物たちは個性に満ちあふれています。
その中でも新約聖書にイエス様が弟子たちを選ぶところがあります。12人選ばれ、権勢を与えられる人たちではありますが、その12人を紹介したいと思います。
ペテロ、ペテロの兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、アルパヨの子ヤコブ、トマス、マタイ、ピリポ、バルトロマイ、タダイ(ユダ)、熱心党のシモンイスカリオテのユダの計12人です。
これを見ると、福音書で有名はマルコやルカが入っていない事が分かります。そ、そんなバナナ。
名前も被ってる人いるしややこしい(笑)

頭弟子であるペテロはシモンと呼ばれていましたが、イエス様にペテロと名付けられました。彼はイエス様を「知らない」といって裏切ることになりますが、イエス様が亡くなってから聖霊に満たされて1日に3000人伝道したという弟子きってのパイオニアと言っても良いかと思います。初代ローマ法王まで出世します。
 
アルパヨの子ヤコブゼベダイの子ヤコブがいますが、覚えるのであれば、ヤコブが2人ではなく、しっかり区別して覚えましょう。
 
ヨハネはイエス様がゲツセマネの丘に祈りに行くときに一緒について行った弟子たちの中では優秀な3人のうちの一人ですね。因みにその兄弟ヤコブも3人のうちの一人です。兄弟揃って優秀だったのかと思います。
 
アンデレはペテロの兄弟で漁師をしていました。兄弟で網を捨ててイエス様についていきましたね。
 
マタイは取税人でマタイによる福音書の作者で有名です。今でいう税関員みたいなものでこういった職の人たちは当時嫌われていましたね。
 
トマスは疑い深い気質を持っており、個性を生かして慎重に行なうべき事を任されていた人でもあります。
 
タダイはまたの名をユダと言われており、イスカリオテのユダがいるので個人的には「じゃない方のユダ」と言って区別しています。
 
ピリポはあまり優秀ではなかったのか、イエス様に「まだ悟らないのか」と教えられるときに出てくるシーンが多い人です。
 
熱心党のシモンは何かをしたというのは書かれていませんが、熱心党というのがユダヤ教の宗派になるので、ユダヤ教徒でありながら着いてきた人となりますね。
 
イスカリオテのユダは財政面を任せられていた優秀な人ではありましたが、イエス様をパリサイ人たちに売った張本人です。残念ながら無念な人の代名詞になってしまいました。
バルトロマイはというと・・・書かれていない。
 
「あれ、読み忘れたかな」と思い探してみましたが、書かれていません。
名前は良い響きなのにバルトロマイよ、もっと日の光を浴びても良いのではないのか。
 
これを見ても色々な立場や個性の人たちが集まってきたことが分かります。個性が違えど、目的のために一つになろうとすることはやはり大切だなと思います。色んな個性の人が個性を発揮できるような環境が増えればもっと良い世の中になると思います。
 
Takomaru

Lord's love ~大阪主愛教会ブログ~

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