聖書の研究1

聖書の中には心情的なところが様々にあります。
今回はその中の一つを紹介したいと思います。
 
旧約聖書に伝道の書というところがあります。
伝道の書といえば、ソロモンが書いたところだと言われています。
 
ソロモンといえば、・・・
知恵の王様であり、栄華を極めた男です。
 
そのソロモンは伝道の書の中に名言を残しています。
それは「空の空、空の空、いっさいは空である」です。
 
これを読むとよく意味が分からないと思うかもしれません。
空=空しいということです。
あれって思う方がいるかもしれません。
 
なぜならソロモンは先ほど言ったように栄華を極めた男だからです。
栄華を極めたのであれば、満足していても良いのではないでしょうか。しかし、栄華を極めたにも関わらず、そうではありませんでした。
 
実際に見てみると、
 
ソロモン「私は日の下で人が行なう全ての業を見たが、皆空であって・・・」
あれ、ソロモンさん?
 
ソロモン「夢が多ければ空なる言葉も多い」
んん、ソロモンさん!?
 
ソロモン「空の空、いっさいは空である」
ソロモンさーん!
という感じでしょうか。
 
空という単語を数えてみると、12章あるのに対して30回は出てきていました。1章につき2回以上は空という言葉を使っていることになります。
 
ソロモンさん、どんだけー(笑)って感じでしょうか。
知恵の王様であったからこその空しさを感じていたのかもしれませんが、心情的にやりきれなかったのでしょう。
 
Takomaru

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