聖書の中の面白い話2

モーセが亡くなったあと、ヨシュアイスラエル民族を導いていました。
ヨシュアがカナンの地を得るために戦争をしていましたが、苦戦を強いられたところがあります。それはアイを攻める時のことでした。アイの地を探らせに行ったとき2、3000人上がれば、アイの人々に勝てると予想して約3000人を上らせました。しかし勝つどころか36人殺され、逃げ出してしまいました。
 
ヨシュアは衣服を裂き、悩み、主に尋ねたところイスラエルは罪を犯し、命じておいた契約を破ったと言われました。その罪とは奉納物を取り、盗み、偽って自分の所有物にしてしまったことでした。
それが原因で敵に勝つことが出来ず、背を向け、滅ぼされるべきものとなったということでした。

滅ぼされるべきものをあなたたちの内から滅ぼし去らなければ、あなたたちと共にしないと言われ、部族ごとに進み出てくじを引くようになりました。
くじを引いて当たったのはユダ部族のゼラびとの氏族のザブデの家族が当たりました。ザブデの家族の男が一人ずつ進み出たところ、アカンがくじに当たりました。
 
アカンはシナルの美しい外套1枚、銀200シケル、目方50シケルの金の延べ棒1本を見てほしくなり、取って自分の天幕の地に隠したと白状しました。イスラエル人たちはぶんどりものを確認し、主のところに携えてきました。そして、アカンとその家族は石で殺され、主は激しい怒りをやめられました。
 
ここで関西人なら誰もが口にするのは「アカンがあかんことやってあかんことになってしまった。そりゃ、あかんわな。」と言ったことでしょう。ヨシュアがもし関西人だったなら恐らくそう言っていたかもしれません。
 
今だからこそ洒落のように笑える話ではありますが、当時からしたら洒落にならない深刻な問題だったことに違いありませんね。
 
・神様は契約を破ることや罪を嫌われるし、それがなくなるまで許されない。
・一人の罪によって民族の運命を変えてしまうということ
 
このことを分かって神様に喜ばれるような行動をして、より多くの祝福を受けられたら良いですね。
 
Takomaru

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