次元の高い愛とは
人は誰しも何かを愛したりするものです。
それが人なのか、ものなのか、空想なのかといったものは人それぞれです。
愛というのは神様の性質だから、神様に似て作られている人間にも愛があって当然です。
しかし、どのような愛が神様のような愛でしょうか。愛にも色々ありますが、神様のような愛が次元の高い愛になります。その愛について聖書に書かれています。
ルカによる福音書6章32~36節
自分を愛してくれる者を愛したからとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、自分を愛してくれるものを愛している。自分に良くしてくれる者に良くしたとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、それくらいの事はしている。また返してもらうつもりで貸したとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でも、同じだけのものを返してもらおうとして、仲間に貸すのである。しかし、あなたがたは、敵を愛し、人に良くしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者も悪人にも、情け深いからである。あなたがたの父なる神が慈悲深いように、あなたがたも慈悲深い者となれ。
自分を愛してくれる人を愛することは誰でもできる。しかし、敵を愛する慈悲の愛をできる人がどれだけいるでしょうか。ほとんどいないのではないでしょうか。慈悲の愛で有名なのはノーベル平和賞受賞者のマザー・テレサが思い浮かびます。彼女の愛も底知れない愛でした。このような愛が本当の愛であり、神様の愛であり、次元の高い愛ということです。
慈悲深い愛を持った人が増えれば世界が変わるだろうし、そうなってこそ理想的なよのなかになっていくのではないでしょうか。
自分の敵を愛することができれば、見る観点も変わり、一段階上の見方が物事を捉えることができます。次元が高いということは難しいことになりますが、そのような愛でどんな人にも愛で接する人が増えれば良いですね。
Takomaru
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