聖書の研究5
私には聖書の中で気になる表現がありましたので、調べてみました。
旧約聖書の中でよく出てくるのですが、主はつむじ風の中から現れるという表現です。
つむじ風って何と調べてみると、よく竜巻と間違われたりするわけですが、発生原理が竜巻と異なります。
つむじ風は晴れた日に強い日射で地面が暖められて発生するもので、竜巻と比べて小規模のものです。
また竜巻は秒速100mくらいの速さで、地球上で吹く最も強い風ともいわれています。
一方つむじ風は数分程度で消滅するもので、落ち葉やごみ、枯れ草などの粉塵が舞い上がり発生するものです。
このような特性を考えて、主がなぜ竜巻ではなく、つむじ風からなのかをみると、竜巻で現れたら周りに害を与えすぎてしまうからであり、竜巻は強いので人は近づけません。
だから、小規模のつむじ風によって瞬間的に現れて、瞬間的に去っていき、人が近づいても影響を受けない程度だからだと思われます。
つむじ風というふとした表現のことでも、よく考えたらちゃんとそれなりに意味のあるものかなと感じたりもして、より聖書が面白く見えてきたりします。
やはり、人のことを考えて出てこられ、メッセージを与えてくださる神様だなと感じます。
Takomaru
0コメント