自分の個性を認めよう

皆さんは自分の個性が何であるかを自分で把握できていますか?


私は過去に自分の個性が何であるのか分からずに悩んだことがありました。


個性といっても、良いものもあれば悪いものもあるわけで、例えば何かに秀でており、周りから凄いとかああなりたいとか賞賛された経験があれば、自分の個性だったり、自分の良いところだと発見することは簡単です。


しかし、自分の個性とか良いところは実は意外と気づけなかったりするものです。


私が悩んでいたときにスラムダンクという漫画を読んで、これでいいのかと思ったところがあるので紹介します。

それは魚住というキャラクターが陵南高校のバスケ部に入ったときのことです。魚住は中学生ながら190cm代後半という高身長で、ビッグジュンのあだ名をつけられ、名が通った選手でした。


その魚住が高校に入った時に、練習に全然ついていけず、影では先輩たちに技術や実力もなくただでかいだけだと言われる始末でした。


魚住にとって練習もきつくて辛く、毎日吐くほどのものでした。

そんな魚住はあるとき、陵南高校の監督である田岡監督に部をやめたいといい、練習もしんどくて辛いし、先輩たちにもでかいだけといって取り柄もないような言われようをしていると吐露しました。


そんな時、田岡監督は魚住にひと言返しました。

でかいだけ?いいじゃないか。


そして、魚住のでかさを武器に陵南高校が全国を勝ち進める将来のビジョンを語り出しました。


それを聞き、辞めようとしていた魚住はこれでいいんだと思い、辞めるのを留まって、自分には技術や実力がなくてもでかさがあると個性を認めるようになりました。


これを通して、何か秀でたものを持っている必要がないということに気付かされ、周りと比較していた私は自分は自分でいいんだと肩の荷が下りるようになりました。


秀でたものがなかっても、自分の個性を認めていくことが大事です。

周りと比較して失望するのではなく、自分は自分だとしっかり認めて突き進めていきたいものですね。


Takomaru



出典:スラムダンク

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