人の心はころころ変わる
人の心は日々ころころ変わってしまうものです。
1日に何万回も変わってしまうこともあるでしょう。
なぜ人の心は変わってしまうのでしょうか?
それは、自分の置かれている状況がその時その時によって変化してしまうからです。状況が変化することで、何かしら刺激を受けて良い方に若しくは悪い方に流れていってしまいます。
それが分かることが聖書にも書かれています。
新約時代のパウロが活躍する時代の時でした。
パウロと同じく行動するケパという人物がいて、パウロのように伝道することに励んでいました。しかし、ケパは最初は頑張っていましたが、状況が変化することによって、次第に離れていって、偽善の行ないをするようになってしまったということです。
また、パウロと同様に世間的に有名であったバルナバという人もケパの偽善の行ないに引っ張られていき、影響を受けてしまったと書かれています。
どんな人でも、初めは良いことや決心したことをやっていたとしても、途中で心が変わってしまうということを示したものではないでしょうか。
自分がたとえどれだけ優れた人であっても、どれだけ功績を残してきた人だったとしても、心が変わってしまうと、そのやってきたことが無意味になってしまうことがあるということを知らなければなりません。
それだけ人の心はころころ変わってしまうものであることを分からないといけません。日々、自分の心を点検して、心が変わってしまっていないか、何か悪い心になっていないのかを見定めて、改善すべきかどうかを判断して、改善するべきであれば改善していかないといけません。
それが良い生活を過ごすことになり、良い人生を過ごすことになっていきます。自分の心を点検して、やるべきことが何なのかはっきりと分かって、行動に移していきたいものですね。
Takomaru
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