チームで結果を出すためには比較ではない
チームという組織が上手くいくためには何が必要でしょうか?
自分が上に行くために争い合うことでしょうか、それでチーム内に士気が上がるのなら良いですが、そうなる可能性はかなり低いものでしょう。
チームで結果を出すために何が必要なのか分かるシーンが宇宙兄弟という漫画にあります。
宇宙飛行士選抜試験の時に、チーム分けをされて、そのチーム5人の中で、宇宙飛行士に相応しいと思う人を2人選びなさいという課題を与えられました。
選び方は自由で、そのチーム内でどう選ぶかを決めるようにとのことでした。日々与えられる課題の出来で点数を決めて、その点数の高い2人を選ぶチームがありましたが、そうすると他人と比較し、チームの関係性がぎくしゃくしてしまいました。
チームで結果を出すためにはどうするべきでしょうか。
比較するのではなく、お互いに認め合うべきではないでしょうか。
それに気がついた主人公の南波六太はこう言いました。
グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいな奴もいる。
その中で誰が一番か決めるが難しいとチームの人々に語ったのでした。それぞれ持っているものが違うから、比較し合って一番になろうとするのではなく、お互い認め合って決めていこうと働きかけたのでした。
六太のチームはそうすることで雰囲気が良くなり、誰も後悔なく決めることができました。
このようにチームの雰囲気が良くなるのはお互いに認め合っていった時だと分かります。そうしていくことで、結果も良くなり、結果だけではなく、様々に収穫できるものがあるんではないでしょうか。
組織の中では認め合っていく努力をしていきたいものですね。
Takomaru
出典:宇宙兄弟
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